南極の海氷面積2年前の4割減

ADSによると、南極の海氷面積は12月28日に589.16万㎢を記録した。この数字は2年前の2014年の同月同日の974.22万㎢の約6割で、2年間で4割減したことになる。昨年同月同日の795.87万㎢に比べても26%減だ。
それでも、1979年をわずかに下回るペースだが、以前観測史上最小を維持している。それまで南極の海氷面積は乱高下を繰り返していたが、今年はようやく40年近くにわたる調整を終えて新たな溶解期を迎える最初の年になるかもしれない。
一方で「クリスマスなのに減り続ける北極の海氷」状態で、南北両極で異常な新年を迎えそうだ。ある程度リバウンドはあるのかもしれないが、あまり期待しない方がよさそうだ。
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