2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

恐怖の相対性理論

アルファルファモザイク:落下して死ぬ寸前の人にスローモーション現象は本当に起きているのか 高いところから墜落している最中の人のように、はっきりと意識がある状態で今まさに生を終えようとしている人は、その一瞬を何時間にも感じるという話がある。米…

北極の氷が溶け南極の氷が溶けない幾何学的理由

テレビ朝日開局50周年「地球危機2008」を4時間ぶっ通しで見ていると、北極海の氷が消えることは強調されていたが、グリーンランドや南極の氷は何も言及されていなかった。というわけで補足説明を考えてみる。 まず北極の氷。当たり前だが「氷山の一角」とい…

平凡パンチの三島由紀夫

平凡パンチの三島由紀夫 椎根和著。これほど1ページ1ページ、1行1行、いちいち面白い三島由紀夫の評伝読んだことない。筆者は、1960年代後半、「平凡パンチ」の三島由紀夫担当者で、三島に誘われて剣道の稽古にも通い、文字通り密着取材し続けた人。文芸誌の…

リサ・ランドールで妄想する

リサ・ランドール:(ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く(4)に替えて)この本はなかなか読み進められない。難しいとか(確かに難しいが)面白くないからではなく、途中で色々なこと考えてどんどん妄想が広がるからだ。今度は、なぜ光だけが一定の宇宙最速の光速…