百年の孤独の花

百年の孤独puyaNHK「ダーウィンが来た!生きもの新伝説 巨大高山植物 百年目の開花!」プヤ・ライモンディという植物を知る。ペルーの4000m級の高原に100年かけて咲く花。同じ中南米のコロンビアの作家ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を無根拠に連想してしまう。
百年の歳月の後、春雨にさらされると、1週間ぐらいでむくむくと槍型の葉が空高く伸び、1週間ぐらいで10mにもなる姿は蜃気楼の村マコンドを体現しているような。100年かけて溜め込んだ澱粉を糖に変えて一気に塔になる。
現実のような幻想のような。花を咲かせ、70万個の種子を撒くと、プヤは死に、廃墟の塔と化す。
そして、地元民はその廃材を椅子などの家具に利用する。こういう植物が身近に存在すると、幻想文学もスケールが大きくなるのだろうか。この植物は絶滅危惧種だそうな。
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