波力発電や潮汐発電を離岸流救命策に活用できないか

国内初、三井造船など波力発電所

三井造船は2日、出光興産、日本風力開発と共同で太平洋沿岸に国内初の波力発電所を建設し、2012年をめどに稼働させる計画を明らかにした。東京都も協力する予定。すでに、試験海域の調査などを始めており、候補地の選定後、11年には実証実験に着手、12年にも出力2万キロワット程度の発電所を洋上で稼働させる方針だ。

というニュースが今月初めに流されたけれど、これ溺死防止用に海水浴場に設置できないものか。
今夏も海水浴で離岸流で沖合いに流されて溺死した人はかなりの数にのぼるようだが、波力発電機をつけた浮きフェンスを離岸流発生海域にめぐらす。ついでだからフェンスの下に潮汐発電をつけて離岸流のエネルギーも利用する。もちろん遊泳者がスクリューに巻き込まれないようしたうえでだが。
離岸流は割と遠浅の海岸で起きるようで、それほど波力の大きさは期待できないだろうが、離岸流そのものは秒速1メートルぐらいになるそうだから、かなりのパワーだ。
しかも離岸流は、突堤や波消しブロックの近くで置きやすいそうだから、これらの突端からフェンスを付ければいい。離岸流に捉えられた人は自然にフェンスにぶつかり、フェンスに付けられたブイを辿って突堤や波消しブロックに辿り着けてセーフ。
まあ、沖合いの波の高い海域での波力発電ほど電力は期待できないかもしれないが、人命救助を兼ねているので、ペイすると思う。
何でも一石二鳥で多目的化してコストを減らさないと、この種のものはなかなか普及しそうにないだろうから。
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