朝青龍と小沢一郎

朝青龍:暴行事件で高砂親方に調査など要請…理事会(毎日)

横綱朝青龍の大相撲初場所中の暴行問題が28日、国技館で開かれた相撲協会理事会で取り上げられた。師匠の高砂親方(元大関朝潮)に対し、事実関係を調査したうえで理事会に報告するよう要請し、同親方も了承した。朝青龍は同日夜、東京都内で出席を予定していたパーティーを欠席し、姿を現さなかった。
 当初、暴行を受けたのは朝青龍の個人マネジャーとされていたが、実際は飲食店で働く知人男性だった。また、鼻の骨を折る1カ月の重傷だったことも判明。武蔵川理事長は25日に朝青龍高砂親方を呼び、厳重注意したが、出席者によると、この日の理事会で高砂親方を激しくしかる場面もあったという。

小沢氏“やましいところない”(NHK)

民主党小沢幹事長は、28日夜に開かれた与党3党の幹部による会談で、みずからの政治資金をめぐる事件について、陳謝したうえで、「わたしにはやましいところはないので、それを証明したい」と述べました。
会談には、民主党社民党国民新党の幹事長ら幹部が出席しました。この中で、民主党小沢幹事長は、みずからの政治資金をめぐる事件について、「迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝したうえで、「いろいろと言われているが、わたしにはやましいところはない。少し時間がかかるかもしれないが、検察当局や国民にもわかってもらえると思う。わたし自身も、それを証明するために頑張りたい」と述べました。これに対し、社民党の又市副党首は、小沢氏の発言に基本的に理解を示しながらも、「国会の政治倫理審査会で、みずから進んで説明する機会を持ったらどうか」と述べました。

朝青龍は先の初場所優勝式で表彰状を渡した猪瀬直樹東京都副知事から「ヒールがいるから相撲も盛り上がる」という変な褒め方されたけれど、そうすると、政治も小沢一郎氏のようなヒールがいるから盛り上がるらしい。ま、ともに剛腕であることは間違いないことだけれど。
朝青龍の事件も二転三転しているが、小沢一郎事件も二転三転している。共通するのはどうも2人とも刑事被告人としてはボーダーライン、塀の上を歩いているらしいところ。しかも、客観的にみると、そんなに公事として大騒ぎするほどのものじゃないんではないかということ。朝青龍にしても、泥酔して人をぶん殴るという事件は多分、毎晩どこかで起きているような類。小沢一郎さんの政治規正法に関することも、今頃降ってわいた事件でもないし、今はともかく、昔はその他大勢がやっていたと想像される類だろう。
それにしても、朝青龍は一昨年の夏以来、なんやかんやと叩かれているし、小沢一郎氏も昨年以来、ずっと延長線上にあるものでたたかれている。
そうこうしているうちに聞く側も慣れっこになっていてもうそんなに驚かない。「あ、そう」ぐらいである。
内閣支持45%不支持47% 鳩山政権で初の逆転 日経世論調査

日本経済新聞社テレビ東京が26〜27日に共同で実施した緊急世論調査で、鳩山内閣の支持率は45%となり、昨年12月の前回調査から5ポイント低下した。不支持率は5ポイント上昇して47%で、同政権になって初めて支持率と不支持率が逆転した。元秘書らが政治資金規正法違反容疑で逮捕された民主党小沢一郎幹事長は65%が「幹事長を辞任すべきだ」と答え「続けるべきだ」は22%にとどまった。

とはいえ、45%の支持率って普通に考えて高い。逆に支持率が高いのに不支持率が高いのが異常。通常支持率45%なら、不支持率はもっと低く出るはずだ。答えないとかどちらでもないがわずか8%ということは多分、不支持の理由が分かりやすいからだろう。
そして、朝青龍事件にしても、小沢一郎事件にしても、かなり古典的な不祥事なために「分かりやすい」からだろうか。
けれど、分かりやすい理由は、増えるのも早いが減るのも早い。飽きやすくすぐに食傷してしまう。張り切るのは内館牧子さんぐらいなのではないか。ただ、政界には内館牧子さんに相当する人がどうも見当たらない。強いて挙げれば産経新聞という法人だろうか。
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