ほらほらアゴラが北朝鮮化してきた

アゴラ:ライブドア事件についての誤解と偏見 - システム管理者

アゴラ」は論争の場ですが、その前提は正しい事実認識です。

アゴラ」も本格運用から1年がたち、玉石混淆だという批判もあるので、今後はアカウントを与えるのは制限し、投稿ベースにします。中川さんについては、今後もこういう低レベルの投稿が行なわれるようであれば、アカウントを削除します。

アゴラ:ライブドア事件の本質 ―中川信博
のコメント欄。

4. agora2010年03月24日 11:46
何をいっているのか、さっぱりわからない。年次改革報告書がどうとかいう陰謀論は、どういう根拠で書いているのか。プロテスタンティズム云々の意味不明の部分は削除しました。これ以上でたらめな投稿を続けるようなら、アカウントを削除します。

5. agora2010年03月24日 16:40
誤解をしている人がいるようですが、アゴラの編集権は(株)アゴラブックスにあります。投稿を採用するか否かも管理者の裁量で、不適切な表現は削除します。投稿の内容に問題がなければ、自動的に投稿できるアカウントを差し上げますが、中川さんの場合はイエローカードです。

この「システム管理者」もコメント欄の「agora」さんも池田信夫氏であることは間違いないだろう。
電子出版はすでに始まっている

3月1日付で「株式会社アゴラブックス」を設立し、私が代表取締役に就任した。役員兼社員5人の超零細企業だが、4月から電子書籍の刊行を始める予定だ――といっても、設備は何もない。インフラはGoogle Appsで1人年間6000円。システム管理もすべてアウトソースするので、固定費はゼロ。失敗した場合のリスクもほとんどない。

と説明されているが、本当のところ「電子粛清はすでに始まっている」というのが実態だろう。編集権のある人の責任でアップロードしておいて後からイエローカードなど削除するぞ、なんて言われたら著者はたまったもんじゃないだろう。今月1日に発足したばかりだし、アゴラの編集権が(株)アゴラブックスなのだとは知らなかった。編集権の移行に関する告知もなかったような。誤解も何もないだろう。
そもそもの発端は、
ライヴドア事件でアニマルスピリッツは潰えたのか      ―中川信博

主催者池田先生からアゴラは本来論争の場としてつくったのですが、どうも一方の意見ばかり出てくる
と論争が少ないとのご指摘がありましたので、いくつかのエントリーに反論したいと思う。

と書いたこと。これは、
弁護士は多ければ多いほどよい - 池田信夫

アゴラ」は本来、論争の場としてつくったのですが、どうも一方の意見ばかり出てくるので、あえて反論します。岡田克敏さんの意見は、マスコミ批判と司法試験の問題がごちゃごちゃになっています。前者は日弁連の新会長と無関係なので、ここでは後者だけを論じます。

を受けてのもの。
中川さんはここで勘違いなさったようだ。池田信夫アゴラ編集長=アゴラブックス代表取締役からの編集方針と異なる論考は止めろ、という牽制球だったのに「自由な議論をもっと盛り上げよう」という呼びかけと思ってしまい、見事に釣りに引っ掛かったということだ。「前提は正しい事実認識です」とは、「前提は池田信夫の方針に沿った認識です」ということなのに、空気読めなかったらしい。よくある手口なんだね。「自由な議論」をリトマス試験紙にしてあぶり出す手口。
その後、岡田克敏氏は投稿しておらず、最初の“粛清”の犠牲者になった可能性が高い。恐らくイエローカードを突き付けられた中川信博氏も同じ運命を辿るのだろうか。
そう言えば、アゴラ開設当初、サイドバーに表示されていた参加者一覧もいつの間にか消されている。とすると、他に既に“粛清”済の人もいるんだろうなあ。“脱北者”も含めて。
北朝鮮でよくあるいつの間にか幹部の名前が消されていたというのを思い起こさせる。アゴラ=広場とはやっぱり予想通り金日成広場だったということ。
まあ、当ブログでも大分前に「池田信夫blogと北朝鮮との類似性について」で論じ、予想されたことなのだけれど。
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