安倍首相問題と朝青龍問題の類似点
朝青龍はこれまでのストレス障害というよりは、意識や感情をうまく統合できない「かい離性障害」で、「できるかぎり早く療養したほうがよい」と述べました。(NHK)
参院選の惨敗で安倍政権への風当たりが強まっているが、当の首相はというと、この騒ぎをどこか他人事のように聞き流しているかのような話し振りで、退陣の意思は微塵も見せていない。(MIYADAI.com Blog)
朝青龍はマスコミのバッシングに拘らず、モンゴル帰国になりそうな気配だが、安倍晋三首相の続投となぜか重なって見えてきた。
・安倍首相「小沢さんか私かどちらが首相にふさわしいか」⇔朝青龍全治六週間の診断書提出地方巡業キャンセル
・自民党参院選で惨敗⇔朝青龍モンゴルでサッカー遊び
・安倍首相は参院選惨敗したのに続投はけしからん⇔朝青龍診断書提出して巡業休んだのにサッカーするのはけしからん
で、宮台真司氏ならびにマル激トーク・オン・ディマンド 第333回の上杉隆氏によると、
官邸主導で首相の権限が強まり、首相を辞めさせたくなっても辞めさせられなくなったらしい。⇔朝青龍を謹慎させたくても心的障害に逃げ込まれたら思うように(引退)させられなくなった。
・現実には、首相を辞めさせようと思えば、議院内閣制であろうがなかろうが、内閣不信任案を提出し、可決されれば辞めさせることはできる。一連の安倍やめろコールでなぜか肝心要の内閣不信任の話はさっぱり出てこない。野党だって出せばいいし、与党だって出せる。こんなに与野党一致で安倍やめろなら協力して提出すれば可決される可能性ありなんだけれど、誰も言い出さない。つまり誰も本気じゃないということ⇔朝青龍を懲らしめようとすれば、全治6週間の診断書が嘘だということを証明すればよい。しかし、やはり肝心要のことは誰も言わない。
・安倍首相は他人事by上杉隆&宮台真司⇔朝青龍は自宅に引き篭らず稽古に出て来い(え? 怪我してるんじゃないの?)
・安倍内閣は身体検査ができない⇔親方の監督がなっていない。
優等生病by宮台とは、安倍側近のことを言っているのだが、じゃあ、憲法改正を自分の内閣でやりたい、という安倍ちゃんはその正反対のリスペクトすべき首相と言えるはずだが、どうもそう思われないのはなぜなのか⇔ケガなのにケガに差し支えない程度にチャリティサッカーに参加した朝青龍はなぜリスペクトされないのか?
・足の引っ張り合いでリーク合戦by上杉は、事故言及性の反省がない。自分もリークされて安倍降ろしの一翼担っているのじゃないかという⇔サッカーに興ずる朝青龍のビデオをテレビ局に流して足の引っ張り合い、朝青龍降ろしに加担しているのは誰?
こう並べてみると、いじめの方程式って大体同じなのだと思う。
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