厚生労働省元幹部殺害は連続テロの様相

元厚生事務次官夫妻が殺される さいたま市(産経) さいたま市南区別所、元厚生事務次官で無職、山口剛彦さん(66)宅の玄関で、山口さんと妻の美知子さん(61)が血を流して倒れているのを、近所の男性が見つけ110番通報した。(略)現場はJR武蔵浦和駅から約400メートルの閑静な住宅街。(略)退任してから今年3月まで、東京都港区の独立行政法人福祉医療機構」の理事長を務めていた。
記事には無職となっているが、山口剛彦氏の今年四月以降の天下り先は都道県民共済グループの元受団体である全国生活協同組合連合会理事長で、その所在地さいたま市南区沼影で、山口氏宅と目と鼻の先。
これは偶然なのか、たまたま自宅に近い場所に厚生労働省認可の全国生活協同組合連合会本部があったから、職住接近で余生の気楽な天下り先にと選んだのか。あるいは山口氏はいつから現住所に住んでいたんだろうか。
理事長と言っても、時々顔を出す程度だったらしいから何も近所を散歩する程度の距離の職場にわざわざ引っ越してきたとは考えにくい。これも事件の謎とともに厚生労働行政を考えるうえではかなりの謎ではある。
事件そのものは、どの記事見ても宅内を物色された形跡があったとは書かれていないので、物盗りの可能性ではないらしい。年金のスペシャリストで受給年齢を60歳から65歳に引き上げたとか介護保険の立ち上げに携わったなどの“功績”がある。事務次官当時の厚生大臣小泉純一郎元首相。
何か尋常でない背景があるように思える。テロの可能性さえ考えてもいい悪寒がする。
[追記]と書いた矢先、NHKによると、東京都中野区で別の元厚生労働省事務次官の妻が刺された。
社保庁長官宅に刃物男 厚生次官も歴任、家人が重傷(朝日) 元厚生事務次官社会保険庁長官も歴任した吉原健二さん(76)方。

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