2015-01-01から1年間の記事一覧
Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980(based on ERSST v3b)によると、世界の6月の平均海面気温は5月はに引き続いて最大の偏差気温0.60度を記録し、観測史上最高タイとなった。6月の偏差気温は昨年0.54度、一昨年0.37度、2012年0.36度で、4年連…
グラフのようにのように、今年6月の世界の平均気温は1998年以来、過去最高の6標準偏差が0.79(Land+Oceanベース、基準期間1951-1980)を記録した。これまではアノマリーと言われた1998年の0.77だったが、大幅に更新した。アノマリーがもはや「通常」になった気…
Co2now.org.によると、今年6月の月ベースCO2濃度は402.80ppmで、昨年同月401.15ppmに比べ1.65ppm高くなった。6月としては観測史上最高だが伸び幅は縮小傾向が続いている。 400ppm超えは2月から5カ月連続で昨年の4〜6月の3カ月連続を2カ月更新した。月別で5カ…
電力、温暖化ガス35%削減 電事連などが共通目標(日経) 原案によると、電力業界は電力販売量1キロワット時当たりの温暖化ガスの排出量を30年度に0.37キログラム程度とする方向で調整している。13年度の排出量は0.57キログラムで、35%削減する計算だ。東日…
中国、CO2削減目標提出 30年にGDP当たり60〜65%(日経) 国内総生産(GDP)当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を05年比60〜65%減らすなどして、30年ごろに全体の排出を減少に転じさせるという内容が柱だ。 中国は1次エネルギー消費に占める非化石燃料の比率を約20…
太陽光発電の普及抑制 経産省、再生エネ制度見直し(日経) 経産省によると、3月末までに買い取り対象として認定した設備は発電能力で8768万キロワット。このうち太陽光が約8300万キロワットと約9割を占め、2030年度の望ましい電源構成(ベストミックス)で…
Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の平均海面気温は月間ベースで今年の5月は最大の偏差0.60を記録し、観測史上最高を更新した。これまでは昨年9月の0.57が最高だった。5月としてはこれまでは2010年の0.49が最高で、昨年が0.48…
グラフのように(参照)のように、今年5月の世界の平均気温は年ベース過去最高の昨年を初めて明確に下がったが、過去2番目に高かった2010年とほぼ同じレベルとなった。また、年初から5月まで5カ月連続標準偏差が0.7(Land+Oceanベース、基準期間1951-1980)を上…
来年2016年7月に行われる参議院選挙。あと1年1カ月。これに向けて全てが動いているように見える。 国会で審議中の安全保障関連法案について、6月4日の衆院憲法審査会で「集団的自衛権の行使は違憲だ」と発言した自民党参考人の長谷部恭男・早稲田大学教授…
Co2now.org.によると、今年5月の月ベースCO2濃度は403.94ppmで、前月4月に記録した403.26ppmを抜いて観測史上最高を記録した。400ppm超えは2月から4カ月連続で昨年の4〜6月の3カ月連続を更新した。月別で4カ月400ppm超えは今年が初めてで、5カ月のうち4カ月4…
英国インディペンデント紙:China's reduction in CO2 emissions in just four months totals the entire greenhouse gases emitted by the UK over the same period China has dramatically cut its carbon dioxide emissions since the beginning of the y…
グラフのように(参照)のように、今年1〜4月は各月ともいずれも世界平均気温観測史上最高を更新した昨年同月より上回った(Land+Oceanベース)。(訂正:その後の確定値で4月は標準偏差で0.1ポイント昨年を下回ったことが分かった。) ただ、5か月連続右肩上がり…
2010年に示された2030年のエネルギー需給の姿(9ページ)を見ると、原子力52.6%、再生可能エネルギー21.0%となっていて、トータル73.6%になっている。本文でも、 ゼロ・エミッション電源比率は約70%程度となる※。(現状34%) と高らかに謳われていた…
Co2now.org.によると、今年4月の月ベースCO2濃度は403.26ppmで、昨年5月に記録した401.78ppmを抜いて観測史上最高を記録した。400ppm超えは2月から3カ月連続で昨年の4〜6月に続きタイ。 ただ、昨年4月の401.29ppmと比べた前年同月比はプラス1.97ppmで、2か月…
「経産省2030年の再エネ比率5年前と不変、地熱コスト2倍に引き上げ」と「2030年の太陽光、現時点認定済で事足りるという悲報」の続き。 2030年の地熱発電比率は1%なのだが、具体的には165万kW。この数字、どれほどのものかとGeothermal electricityを見てみ…
経産省2030年の再エネ比率5年前と不変、地熱コスト2倍に引き上げの続き。 太陽光発電 30年7%に 電源構成で経産省方針 経済産業省は2030年時点の望ましい電源構成(ベストミックス)の原案で太陽光発電の比率を約7%とする方針を固めた。同省が発電コスト…
原発比率、30年に20〜22% 電源構成案を公表 経産省、再生エネは倍増(日経) 経済産業省は28日、2030年時点の望ましい電源構成(ベストミックス)案を公表した。原子力の比率は20〜22%と、東日本大震災前の28.6%より低くした。太陽光などの再生エネルギーは…
再エネ電力比率、日本は主要国で16位(2012)とNuclear power by country(2013)を足してみると、どうなったか。 1. スウェーデン102.9% 2.ノルウェー98.5% 3. フランス88.8% 4.ブラジル86.8% 5.カナダ80.5% 6. ヴェネズェラ66.0% 7.スペイン50.7% 8. ウク…
グラフのように(参照)のように、今年1〜3月はいずれも世界平均気温観測史上最高を更新した昨年の各同月より上回っており、右肩上がり状態。昨年からは4カ月連続右肩上がりだ。このままでは年ベースで2年連続更新する可能性が出てきて、“ハイエイタス”から上…
List of countries by electricity production from renewable sourcesより、各国の再エネ電力率ランキング。(その他を含めた総発電量100TWh以上、2012年現在) 1.ノルウェー98.47% 2.ブラジル83.98% 3. ヴェネズェラ65.99% 4.カナダ64.48% 5.スウェーデ…
401.52 Atmospheric CO2 for March 2015 (CO2 Now) 2月に続き、3月の大気中二酸化炭素は401.52ppmで2カ月連続400ppmを突破。前年同月399.58ppmに比べて1.94ppmの増加。昨年5月の史上最高濃度401.77ppmに迫る数値。今年は7月まで6カ月連続で400ppmを超えそう…
報道ステーションが伝えない再エネの不都合な真実 政策破綻のスペインから学ぶことは何か 山本隆三常葉大学経営学部教授 スペインの国土の形状は円に近い。送電線網も当然円状になっており、日本列島の送電網とは異なり不安定な再エネの電源を吸収しやすい形…
資源エネルギー庁の想定によると、平成27年度はFIT対象の想定再エネ販売量は476億kWhで、前年度の想定239億kWhに比べてほぼ倍増する見込み。全体の販売量見込み8366億kWhの5.7%になる。前年度は2.8%。 これに既成水力8.4%を単純に加算すると14%になる。前年…
三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言(朝日) 三原氏は、企業の国際的な課税回避の問題を取り上げる中で「八紘一宇の理念のもとに、世界が一つの家族のようにむつみあい、助け合えるような経済、税の仕組みを運用することを確認する崇高な政…
(参照)400.26 Atmospheric CO2 for February 2015 2月の大気中のCO2は400.26ppmで、前年同月397.91ppmに比較して2.35ppm増加、2月としては初めて400ppm台に乗せた。400ppmに乗せたのは昨年6月以来。昨年は4月に観測史上初めて400ppmに乗せたが、今年は2カ月…
イスラム国は無敵の国だ。ISISまたはISILの軍事力が無敵というわけではない。よく見る乗用車やトラックに武器を積んだ映像を観ると、大して武力もない。ただし、彼らの中核は無敵の人たちだ。これが彼らの最大の強味だろう。 「無敵の人」と言うのは、ちょう…
世界の月別平均気温で2014年12月は135年間の観測史上最高タイを記録した。(参照)。5月に過去最高を記録した後、さらに8月、9月、10月と3か月連続最高記録にとなり、12月も最高タイで、今年12か月のうち、5カ月が過去最高を記録。今まで一番暑かったとされる2…
THE KEELING CURVE 400.37ppm January 01 2015 一昨年5月、「二酸化炭素400ppm時代へ」と節目到来だったが、5月というのは1年中で一番大気中の二酸化炭素濃度が増える月。ところが、今年は新年早々、あっさり日ベースで400ppmを突破してしまった。 昨年は「C…