2006-01-01から1年間の記事一覧

著作権と死後と何の関係がある?

英国著作権の保護期間、95年間への延長はなし そもそも、著者・作曲家の死後と著作権をなんでむすびつけなきゃいかんのかという話。 現在、好調な売り上げのあるEMI社は、ビートルズやその他のメジャー・アーティストの権利を失うことで収益が激減する。腑に…

国民年金推進員で年金更に目減り?

いつも暇な時にお茶して世間話する人から聞いた話。世の中にいつの間にか国民年金推進員というのが出来ていて、それが更に国民年金基金を食っているのだという。要するに何年かに一度戸別訪問して来るNHK受信料催促員の国民年金版なのだが、年金未納問題が大…

日本製中古車規制と日本車現地生産@ロシア

NHKニュース:ロシア 日本中古車の規制検討 これ、恐らくプーチンの意向というより、日本メーカーの意向のように思われ。 ↑の写真はロシア・ペトロパブロフスクカムチャツキー空港で見かけた日本製中古車。元北信州のJAの車も新品同然で活躍中。いやあ、車、…

スーパー大河ドラマ「戦国」

NHK「功名が辻」も最終回。大坂城が暗闇に炎上する見覚えのあるシーンがまた出て来た。3年前の「武蔵」の時とそっくり、というか同じだろう。 この大坂城炎上シーン、私は2度目だが、どうもこちらのサイトによると、「葵 徳川三代」(2000年)、「武蔵」(2003…

テレビ番組見て生まれ変わり自殺

中2男子自殺"生まれ変わる" なんとまあ、霊界の話を紹介するテレビ番組を見て自殺したそうな。合掌。 各紙の報道によると、 霊界の話を紹介するテレビ番組を家族と見たことに触れて「絶対におれは生まれ変わる。もっとできる人間になってくる。家族のみんな…

高速料金値下げなどとんでもない

[道路特定財源見直し]高速道料金値下げなど柱に 閣議決定 高速道路一般国道化、道路公団民営化やめちまえ派としては、かったるい。ましてや道路公団に早速補助金ですか。 道路特定財源の見直しに関する具体策 (1)税率を維持しながら08年通常国会で揮発油(ガ…

高速化技術も限界か

ルフトハンザがボーイングの次世代大型機「747―8」を大手航空会社で初めて購入する見通し 新幹線の次世代車両「N700系」を公開 姿形を見ると、もういい加減限界で、これ以上技術を洗練させればむしろコストアップになりそうな気がする。 これだけ技…

ダーウィンの 悪夢

タンザニア大使が抗議!「ダーウィンの悪夢」アフリカのイメージ壊す この映画、近く上映されるというが、NHKBSだったか、2年前ほどにダイジェストのようなものを見たことがある。zaraさんが詳しく紹介されておられるが、わざわざ白身魚を空輸して日本に運ば…

残月と朝焼けの紅葉

早起きの特権か、満月、残月、朝焼け、紅葉の4点セット。とはいえ、もう少し早起きしていれば、もっときわどくけざやかだったかも。 へえぇ〜ならClick⇒

後出しじゃんけんぽい批判@近未來通信

近未來通信について、雑種路線でいこう:近未來通信からの広告売上は没収して被害者救済に充てよと提言されている。しかし、何か後出しじゃんけんの感が否めない。 そもそも通信事業のコスト構造を知っていれば中継局フランチャイズというビジネスモデル自体…

誰もが思いつく田中康夫都知事

有田芳生の『酔醒漫録』田中康夫、都知事選に出馬? 有田さん、「仰天」カテゴリーでエントリーされているが、実は有田さんが情報を入手した同じ日曜日に私も知人と田中康夫都知事論で談笑していた。情報源は自分。要するに誰もが考えそうなことを小沢一郎さ…

「不都合な真実」と地球おバカ化対策

アル・ゴア(Al Gore)のドキュメント映画「不都合な真実」を紹介したマル激トーク・オン・ディマンド「京都議定書はなぜ動かないのか」を見る。相も変わらず「地球温暖化は科学的証明が難しい」などと論じられているが、科学的証明などとっくにされているし、…

紙の見えざる手

週末、久々に都内や首都圏の繁華街をうろつくと、いつもと勝手が違う。目の前に差し出されるポケットティッシュが一向に出て来ない。今頃気付くのは間が抜けているが、消費者金融業界の広告自粛はテレビCMだけじゃない。 以前は雑踏を数分うろうろしているだ…

逆回転の女王クリスティン・ズコウスキー

女子フィギュアスケートNHK杯は浅田真央ちゃんの順当優勝に終わったけれど、一番注目してしまったのはアメリカのクリスティン・ズコウスキー(Christine Zukowski) 。ひょっとしてバンクーバー五輪で日本勢の最強の敵になる悪寒。 パワフルで、ダイナミックで…

「普通においしい」と瀕死の品詞・形容動詞

「普通においしい」という言葉の意味さえ分からないと言ってる人は、本人はそれで「美しい日本語」を守ってるような気になってるんでしょうけど、言葉に対して、無意味に硬直した態度に陥っているとしか思えません。(平野啓一郎公式ブログ - 「普通においし…

007カジノ・ロワイヤル

007最新作「カジノ・ロワイヤル」を初日に見る。原作はソ連スパイとの対決だったのが、テロリストとの対決というのは仕方ないか。ネタバレしないように。 ニューボンド、ダニエル・クレイグ、あまりイケてないけどむしろ骨太でなかなかいいじゃん。特にキ○タ…

メークドラマ

「今晩は!」。 最寄の駅で声をかけられて振り向くと程よいメークの、上品そうな美人の微笑があった。瞬間、誰だろう、何かの勧誘じゃ、と心によぎったが、2秒後、顔見知りの人だと悟る。 こちらの、ポカンとした表情を見てか、「今朝お会いしたばかりなのに…

遅過ぎた防衛省昇格

[防衛省法案]衆院安保委で可決 民主党も賛成に回り、いよいよ内部分裂が加速しそうだ。「や党」でも「よ党」でもない「ゆ党」からの脱皮ってことで、真の与野党体制になるかの試金石。 大体、防衛庁は、民主党の言うように「国の役割を外交・防衛や社会保障…

まとめてW井川

<井川慶>ヤンキースが30億円で落札 井川遥を射止めたデザイナーの評判 お2人とも、結構不器用で、暴投しまくりだった慶さんは野村克也監督に鍛えられて、一気に飛躍。遥さんも女優としては大根だったようだが、頑張ってうまくなってきたようだ。旦那にな…

本当の踏み絵は憲法改正

[造反組復党] 郵政民営化の踏み絵なぞ、1エピソードに過ぎない。本当の踏み絵はやはり憲法改正だろう。 来年の参院選は安倍晋三首相にとって、憲法改正への最大の勝負所だ。郵政の後始末など中川幹事長に丸投げで十分なのだ。こんなことにまででしゃばってい…

クラインのドツボ

山形浩生さんのエントリーを読んで、あの懐かしい浅田彰さんのクラインの壷に対する山形さんの批判を思い出す。 Wikipediaクラインの壺を覗くと、 浅田彰のベストセラー『構造と力 記号論を超えて』には、表紙にたくさんのクラインの壷が描かれている。これ…

京都広告二題

livedoor ニュース:[新景観施策]屋上・屋外点滅広告を全面禁止へ 京都市 駅名変更で観光客にアピール 京福電気鉄道が発表 広告については、イマイチよく分からないので京都新聞を読むと、「国から特別な財政支援などを受ける特別措置法制定を目指しており、…

仮に日本語が仮名だけだったら

日本語の表記は、ローマ字系の表音文字だったら50字もあれば充分だったのです。(志村建世のブログ:日本語はどこへ行く) 志村さんは、そう想定されて言っておられるわけではないだろうけど、仮に漢字が廃棄され、現在の仮名だけだったら、日本語は豊かになっ…

コペンハーゲン・ナンセンサス

コペンハーゲン・コンセンサスのことを山形浩生さんが紹介されておられるので、他人の褌で相撲を取ろう。その批判はこちらあたりでもやられているが、少々かったるそうなのでぶっちゃけモードで。 コペンハーゲン・コンセンサスとは、 1.climate change 2.in…

powerfulでない訳

livedoor ニュース:[横田めぐみ物語]日米政府関係者ら招きワシントンで試写会 昨夕、このテレビニュース見ていたら、何人かの米政府高官が「powerful」と感想を述べていたが、字幕では「力強い」になっている。およそ映画の中身と不似合いな感想とすぐわかる…

イラン大統領ブログ開設したけれど

イラン大統領のマフムード・アフマディーネジャード・ブログが開設されて3か月になる。これまで知らなかったが、大統領としては世界初とか。 でも、もう一ヶ月以上更新されてない。わずか2か月で挫折? 英語版もある。RSS付き、トラックバック機能はないみ…

陰謀論の2乗@9・11同時テロ

マル激トーク・オン・ディマンド:私が9・11の真相を疑う理由 ゲストは←の本を最近上梓したベンジャミン・フルフォード氏(ジャーナリスト)。凄く面白く考えさせられた。 フルフォード氏、この番組だけでなく、先週の「たかじんのそこまで言って委員会」…

フリードマンの「選択の不自由」

フリードマン氏死去で「選択の自由」がブログでも話題になているが、「選択の自由」ってそもそも選択肢を増やすことなのか。 山口浩先生が格好の例を出して下さったので「シートベルトのない車に乗る権利」について考えてみる。 仮にシートベルトを装着する…

琉球共和国夢の続き

livedoor ニュース:[沖縄県知事選]自公推薦の仲井真氏が初当選 6,220屋良 朝助=諸新琉球独立党の発足から36年、その夢は今も細々とながら続いている。沖縄の有権者数約100万人、投票率を考えると、大体100人に1人が「琉球共和国」に1票を投じたことになる。…

魔の山

3週末連続丹沢通い。今度は頂上の山小屋に宿泊。お酒が入ると、小屋の宴席はなぜか、環境問題版トーマス・マンの「魔の山」状態となる。ダボス会議ならぬ丹沢会議だ。 小屋の宴席には、60歳後半でヒマラヤの8000m峰に登頂した仙人のような方もおられた。エベ…